5.葦名氏報徳碑
◇葦名氏報徳碑
(あしなし ほうとくひ)
(あしなし ほうとくひ)
・建立年:昭和4年10月
・所在地:奥州市胆沢区小山二ノ台
・所在地:奥州市胆沢区小山二ノ台
写真の一番背の高い碑が報徳碑です。
元和年間、葦名堰を開削した衣川荘の領主葦名氏を讃えています。
元和年間、葦名堰を開削した衣川荘の領主葦名氏を讃えています。
「……葦名氏かの地を領し大いに水利を起し新田三百餘町を拓きしより面目一新して今日の基本を成せり特に刑部堰の如き山を穿ち渓を鑽り上衣川村増沢 前川 後川の上流より小山村逆堰より字主計谷地及ひ山崎まて延長壱万弐千七百二十九間に達し其の内潜穴の難工事実に十五ヶ所にして其の長さ二千八百二十九間に及ひ寛文己酉九年に竣工せりといふ今やその灌漑区域頗る廣く小山村二ノ台のみにても八十餘町に及へり 功徳の偉大なるを感謝せさるへからす……」(碑文より抜粋)