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  • 放水式
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胆沢平野土地改良区
〒023-0881
岩手県奥州市水沢字北田140番地1
TEL.0197-24-0171(代表)
FAX.0197-24-0174

理事長挨拶

理事長挨拶 令和6年5月発行 広報「胆沢平野」第158号

理事長 千田 公喜
 本年は元日から「令和六年能登半島地震」が発生し、北陸地方を中心に甚大な被害が発生いたしました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
 さて、我々役員並びに総代の皆様方が就任し、早いもので一年が経過いたしました。私自身、皆様方のご協力に支えられ日々業務を進めて参りました。改めて感謝申し上げます。
 令和元年度から令和五年度まで五カ年間取り組んで参りました長期計画の結果につきまして、ここまでの取り組みで明らかとなった当面の課題について申し上げます。
 一つは、財政に関する課題であります。これまで、新たな滞納を増やさないよう現年度一般賦課金の優先徴収に取り組み、99.9パーセントという高い収納率を堅持して参りました。しかし、農業資材や燃料価格の高騰など、組合員は年々厳しい経営状態となっており、今後の収納率への影響が懸念されます。また、自己破産や組合員が亡くなり相続人が全員相続放棄される事案が発生しており、これらに対応する業務が増加していくことが想定されます。
 換地業務等の受託料については、今後五カ年の業務量は減少せず受託料が確保できるものの、その先十年後を見据えた場合の財源確保も問題であります。
 そしてもう一つは、維持管理に関する課題であります。幹線水路の刈払いは、本土地改良区最大の課題であり、運営の根幹にかかわる問題であると認識しております。近い将来、出役者の減少により道水路保護組合での刈払いは困難となることから、就任以来申し上げております、抜本的な見直しを検討しなければならないと考えております。
 また、造成後20年から30年以上が経過した水利施設の老朽化による修繕費や工事費の増額、施設電気料の値上がりなど維持管理費が増加しております。これまで以上に施設の計画的な修繕・更新が必要であり、同時に維持管理費軽減に向けた新たな取り組みが必要であると考えております。
 このような課題の解決と組合員が求めていることを優先に考え、第2期長期計画を策定いたしました。第2期長期計画は、令和6年度から令和10年度までの5カ年間の計画であります。
結論から申し上げますと財政見通しとしては、一般賦課金は据え置きで運営して参ります。
 そして、これまでの「再生基本構想」、「第1期長期計画」を踏まえ、組合員の気持ちに寄り添い、総代・役員の皆様と相談して業務を進めるという私の考えのもとに、
 運営理念「真心を込めて組合員に寄り添う土地改良区」を掲げ、取り組んで参ります。
 引き続き皆様のご協力、ご支援をお願い申し上げましてご挨拶といたします。





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