本文へ移動
2024年10月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
2024年11月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
  • 理事会
  • 放水式
  • 総代会
1
3
9
7
4
1
胆沢平野土地改良区
〒023-0881
岩手県奥州市水沢字北田140番地1
TEL.0197-24-0171(代表)
FAX.0197-24-0174

理事長挨拶

理事長挨拶 令和6年9月発行 広報「胆沢平野」第159号

理事長 千田 公喜
 組合員の皆様方には平素より本土地改良区の運営に当たり、特段のご理解とご協力を賜り、厚く御礼と感謝を申し上げます。
 はじめに、今年度の幹線水路刈払いについてご報告申し上げます。令和6年度は、枝幹線水路の一部区間の見直しによる面積の削減、地域での刈払い区間への除草剤の支給、土地改良区直接管理区間等による面積の削減と3点の見直しを行い、組合員皆様方のご理解の下、地域での刈払いが56.5%と昨年度より0.2ポイント増となりました。総額では74,331千円となり、計画の範囲内で実施できております。この結果も踏まえ、更なる見直しに向け検討して参ります。
 次に、令和5年度決算について申し上げます。令和5年度単年度収支額は、65,534,141円となりました。単年度収支をプラスで決算することができたことに改めて感謝申し上げます。
 しかしながら、人件費や資材費などの高騰や施設電気料の値上げによって、維持管理費が今後も増加していくことが懸念されますので、幹線水路刈払委託費の抑制は最重要課題であり、冒頭に申し上げましたとおり、ここ数年での検討・見直しを引き続き進めてまいります。
 令和5年度の業務取組結果については、現年度賦課金収納率99.9%となり、健全財政運営の堅持を達成できております。また、水管理システムの更新整備においては、今年度が完了年度となり試験通水を経て、無事かんがい期を終えることができております。
 水管理システム更新整備の総事業費648,642千円の内、土地改良区負担金は76,811千円であり、減価償却積立金の取崩しにより、新たな組合員負担を求めず実施できております。
 そして、職員の能力向上を目指し、各種研修会、説明会に積極的に参加させ、資格所得では農村プロデゥーサー資格1名の取得と土地改良換地士が2名、合格となりました。
 次に令和6年度の業務進捗について、特筆事項について申し上げます。
 小水力発電施設導入の検討については、今年度より検討を進めており、5月に再生可能エネルギー導入に向けた現地調査を岩手県より実施いただき、農林水産省と全土連からは今後の進め方、手続き等について指導を受けて参りました。9月には、全国小水力利用推進協議会や農研機構による2度目の現地調査も実施されております。施設の規模により調査に数年掛かる箇所もありますが、早期実現に向け関係機関との協議を進めて参ります。
 生産基盤の強化による農業の成長産業化の推進支援では、荻ノ窪地区の換地処分(事業完了)に向け、準備を整えております。ほ場整備事業各地区の早期着手、早期完了に向け換地業務等の着実な推進支援を実施して参ります。
 また、11月には「みちのくダム湖サミット」や「胆沢ダム十周年記念式典」が計画されております。土地改良区は共催する形となりますが、組合員の皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
 収穫後には、小用排事業維持管理工事、多面的機能支払交付金の長寿命化活動、そして基幹水利施設管理強化事業や水利施設管理強化事業など各種補助事業を活かした工事実施が本格化して参ります。施設の老朽化による水路の漏水やパイプラインの破断などが増えてきておりますので、次期かんがい排水事業の検討も視野に入れながら、しっかりと補修・更新整備を進めて参ります。これからも役職員一丸となり「真心を込めて組合員に寄り添う土地改良区運営」を目指して、進めて参りますので、組合員皆様方の御力添えを賜りますようお願いを申し上げます。
 




TOPへ戻る